Obon and Hatsubon Service Service

August 13, 2023

Guest Speaker

Rev. Noritaka Imada

Resident Minister

Buddhist Church of Florin

Supervising Minister

Buddhist Church of Lodi

御講師

今田法翔先生

フローリン仏教会
駐在開教使

ローダイ仏教会
担当開教使

We warmly welcome you to join us in person at the San Mateo Buddhist Temple or via Zoom Meeting for our Obon and Hatsubon Service on Sunday, August 13, 2023 at 9:30 a.m.

2023年8月13日の9時30分から盂蘭盆及び初盆法要ををお勤めします。

Schedule
8:30 a.m. Shoshinge Gyofu Chanting (Click here for chanting text)
9:00 a.m. Sangha Social Hour
9:30 a.m. Obon and Hatsubon Dharma Service with English Language Message by Rev. Noritaka Imada
10:30 a.m. 日本語法話 今田法翔先生 Japanese Language Dharma Message by Rev. Noritaka Imada

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親鸞聖人が聞いた念仏

5月21日の9時半からサンマテオ仏教会にて宗祖親鸞聖人御誕生850年を祝う降誕会を行いますので、是非ご一緒にお参りください。今年、2023年は浄土真宗の立教開宗800年記念にもあたる年です。

親鸞聖人は1173年5月21日に京都の近くにある日野の里という土地にお生まれになりました。当時は武士の争いが絶えず、飢饉や疫病もあり、たくさんの人々が苦しんでいました。このような時代背景から、親鸞聖人は幼いながらに多くの悲しい出来事を経験していたと推測できます。その後、聖人は9歳の時に出家され、仏法に帰依されました。出家をする日の夕方、青蓮院というお寺に着くと、得度式(僧侶になるための出家の儀式)を行う慈円和尚は「得度は明日にしましょう」と言われました。その時、若い親鸞聖人は次のように読まれました。

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」

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釈迦如来は慈悲の親

四月は釈迦牟尼仏(釈尊)の誕生をお祝いする花祭(灌仏会)の法要を行います。世界中の多くの仏教の宗派においても、同様に釈迦牟尼仏陀の誕生を祝う習わしがあり、南伝仏教で行われているウェーサク(Vesak)という法要でもこれをお祝いします。1999年、国際連合はこのウェーサクを国際的に認知されるべき祝祭とし、これが認定されました。

仏教の中にはそれぞれに宗派があり、皆それぞれのご開山や歴代の高僧をお偲びしますが、そのおおもとに、全ての仏教徒は釈迦牟尼仏をこの世に最初に現れた大恩師として尊ぶことが根底にあります。そういう意味で、仏道を歩む人々は皆が兄弟姉妹で、釈迦牟尼仏がその親と言えます。釈迦牟尼仏が私たちの親であることについて、善導大師は『般舟讃』に次のことを述べておられます。

謹んで、 すべての往生をねがう(どう)(ぎょう)たちに申す。 われらは大いに(ざん)()せねばならぬ。 (しゃ)()如来(にょらい)は実にこれ慈悲のみ親である。 いろいろのてだてをもって、 わたしたちに()(りき)の信心をおこさせてくださる。

また、 いろいろの方便(ほうべん)を説かれ、 その教えが一つでないのは、 ただわれら迷える(ぼん)()のためである。 もし、 よくその教えによって修行すれば、 いずれの教門でも仏を見たてまつり、 浄土に往生することができるであろう。

もし、 善を行ずる人を聞見したならば、 すなわちその善をもってこれを助けよ。 もし、 教えを行ずる人があるのを聞見したなら、 これを讃えよ。 もし人が行を説くのを聞いたならば、 その行によってこれに順え。 もし、 人のさとりあることを聞いたならば、 そのさとりについてこれを喜べ。

(『聖典意訳七祖聖教』)

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六波羅蜜の行を身にそなえる

今月春を迎えて、3月19日(日曜日)9時半から秋のお彼岸法要をお勤めします。お彼岸は日本の仏教のほぼ全ての宗派が用いており、六波羅蜜を学び、それを実行する期間のことです。六波羅蜜というのはこの迷いの世界(此岸)から仏さまの悟りの世界(彼岸)に渡る人たちが遂行する六つの行いのことを意味します。六波羅蜜を下記に紹介します。

1) 布施(ふせ)

布施というのは見返りを期待せずに心広く与えること、自分の利益をはからずに他人のニーズに応じて与えることを指します。釈迦様は本来、在家の人たちに僧侶や貧しい人々に布施をすることを勧めました。高僧の龍樹菩薩(150-250)は財施(財産を与える布施)・法施(仏法を教え与える布施)・無畏施(畏怖をなくしてあげる布施)の三種を述べており、このことから布施というのは物を与えることだけに限られているわけではないことが分かります。

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Gotan-e Shinran Shonin’s Birthday Service

May 21, 2023

We warmly welcome you to join us in person at the San Mateo Buddhist Temple or via Zoom Meeting for our Gotan-e Shinran Shonin’s 850th Birthday Service on Sunday, May 21, 2023 at 9:30 a.m.

2023年5月21日の9時30分から宗祖降誕会ををお勤めします。

Schedule
8:30 a.m. Shoshinge Gyofu Chanting
9:00 a.m. Sangha Social Hour
9:30 a.m. Gotan-e Dharma Service with English Language Message by Rev. Henry Adams

10:30 a.m. 日本語法話 アダムス ヘンリー 先生 Japanese Language Dharma Message by Rev. Henry Adams

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ブッダ入滅前の食事

ブッダが布教をされていた時、チュンダという鍛治工(かじこう)の子がいました。その時代、鍛治工は身分の低い仕事でしたが、チュンダは綺麗なマンゴー林を持っており、ある時ブッダはそのマンゴー林に泊まりました。王子として生まれたブッダのような身分の高い人が身分の低い鍛治工(かじこう)と交流することは殆どなかったので、チュンダはとても光栄に思いました。

チュンダはブッダが説かれた教法をとても喜び、ブッダとその弟子を自分の家で食事をするように誘いました。ブッダは黙ってその誘いを受け入れ、チュンダは立派なご馳走を用意してくれました。

ご馳走の中の一つの料理はたくさんのきのこで出来ていました。そのきのこの料理が出された時、ブッダはその料理を自分だけのものとして、一緒に来た仏弟子には他の料理をあげるように言いました。ブッダはそのきのこ料理を食べ終わると、この料理は既に悟りを開いた人だけが食べられる。」と言い、チュンダに残りは穴に埋めるように言いました。

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Hanamatsuri Buddha’s Birthday Service

April 9, 2023

We warmly welcome you to join us in person at the San Mateo Buddhist Temple or via Zoom Meeting for our Hanamatsuri Service on Sunday, April 9, 2023 at 9:30 a.m. in celebration of Siddhartha Gautama’s Birthday.

2022年4月9日の9時30分から灌仏会(花祭)をお勤めします。

オンラインや電話を通しての春季彼岸会参拝も可能です。

Schedule
8:30 a.m. Shoshinge Gyōfu Chanting
9:00 a.m. Sangha Social Hour
9:30 a.m. Hanamatsuri Service with Dharma talk by Rev. Henry Adams
10:30 a.m. Japanese Dharma Talk 日本語法話 アダムス・ヘンリー先生

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報恩講:親鸞聖人のご遺徳を偲ぶ法要

            浄土真宗本願寺派では毎年一月に宗祖親鸞聖人(1173〜1263)のご遺徳を偲ぶ「報恩講」という法要をお勤めします。報恩講は、親鸞聖人の曽孫の覚如上人によって親鸞聖人の三十三回忌の時に初めて行われ、それ以来続けられている特別な法要です。毎年、浄土真宗本願寺派の本山である京都の西本願寺で行われる御正忌報恩講では一月九日から十六日まで連日お勤めが行われ、中でも十五日の夜には日本各地から布教使が本山を訪れ、「通夜布教」という夜通しの法話会が行われます。今年のサンマテオ仏教会の報恩講は、一月二十二日にお勤めします。この報恩講は浄土真宗のお寺にとって、一年の中で最も大事な法要です。

            もし私が御門徒の皆さんに「一年の中で最も大事な法要は何ですか?」と尋ねたら、皆さんは釈迦牟尼仏の誕生を祝う花祭かまたは亡き家族を偲ぶ盂蘭盆会(お盆)と答える方が少なくないでしょう。では、なぜ報恩講が最も大切にされているのでしょうか?

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Spring Ohigan Equinox Service

March 19, 2023

Guest Speaker

Rev. Ken Yamada

Editor

Shinshu Center of America

We warmly welcome you to join us in person at the San Mateo Buddhist Temple or via Zoom Meeting for our Spring Ohigan Equinox Service on Sunday, March 19, 2023 at 9:30 a.m.

2022年9月25日の9時30分から秋季彼岸会をお勤めします。

Schedule
8:30 a.m. Shoshinge Gyofu Chanting (Click here for chanting text)
9:00 a.m. Sangha Social Hour
9:30 a.m. Autumn Ohigan Equinox Dharma Service with English Language Message by Rev. Ken Yamada
10:30 a.m.

  • Dharma Discussion with Rev. Ken Yamada
  • 日本語法話 アダムス・ヘンリー先生 Japanese Language Dharma Message by Rev. Henry Adams

All ages are welcome to join without prior registration.

本堂でお参りされる方は事前要約は必要ありません。

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阿弥陀仏の薬

我が家には小学校とプリスクールに通う三人の子供がいて、この季節になると次々と誰かが熱を出したり、咳をし始めます。釈迦様が生老病死の四苦は誰も逃れることはできないとおっしゃったように、病気になることは人生の一部として受け入れるしかありません。とは言うものの、私たちは病気になると、症状を軽くするため、そして早く元気になるために薬を飲みます。また、病気やその症状がひどくならないように病気になる前に飲む薬もあります。そして、どの薬を飲んだ方がいいか知りたいときにはお医者さんにアドバイスを求めたりします。

仏様はよく良い医者に例えられます。良いお医者さんが病気を徹底的に調べた上で適切な薬を与えるのと同じように、仏様は皆の悩みを深く理解して、適切な教えを説かれます。

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